CAT8のLANケーブルって本当に必要? 先に答えを言うと、今から買うならCAT8にしておいて損はないです。
CAT8のLANケーブルって何が違うの?
LANケーブルのカテゴリはCAT5eからCAT8まであって、数字が大きいほど通信速度の上限が上がります。 CAT8は最大40Gbps、帯域幅2000MHzという現時点で家庭用では最上位のスペックです。

CAT6AやCAT7と比べたときの一番の違いは、シールド性能の高さです。 電子レンジやBluetooth機器が近くにあっても通信が途切れにくくなるので、「回線は速いはずなのになぜか不安定」という人こそCAT8を試す価値があります。
CAT7:最大10Gbps / 600MHz(ノイズ耐性が少しアップ)
CAT8:最大40Gbps / 2000MHz(シールド性能が段違い)
CAT8 LANケーブルの売れ筋ランキング5選
Amazonで人気のCAT8 LANケーブルを5本、販売店への聞き込みや口コミをもとにピックアップしました。
第1位:UGREEN LANケーブル CAT8 1M メッシュ

CAT8のLANケーブルで一番売れているのがこのUGREENの1Mモデルです。 箱を開けた瞬間、メッシュ編みの質感がしっかりしていて「安物じゃないな」と感じました。
金メッキのRJ45コネクタは差し込みが滑らかで、ルーターにカチッとハマる感触が心地いいです。 1Mなのでデスク周りでの利用がメインになりますが、短い分だけ信号のロスが少なく安定しています。
ただ、1Mだとルーターから離れた場所には使えないので、事前に必要な長さを測ってから買うのが鉄則です。

第2位:KASIMO LANケーブル 15m CAT8 フラット

15mのロングタイプで、リビングから別室まで引き回すのにちょうどいいCAT8ケーブルです。 フラット形状なのでドアの隙間や壁際に沿わせやすく、見た目もスッキリ収まります。
実際に2階の部屋からリビングのルーターまで配線してみたところ、Wi-Fiで不安定だったZoom会議が途切れなくなりました。 15mという長さでもCAT8のシールド構造のおかげか、速度の低下はほとんど感じません。
注意点として、フラットケーブルはメッシュに比べると踏んだときの耐久性がやや心配です。 人が通る場所に敷くなら、カーペットの下に入れるかモールで保護してあげたほうがいいでしょう。

第3位:Soohut LANケーブル 10m CAT8 フラット

10mのフラットCAT8で、15mだと長すぎるけど5mだと足りないという人にちょうどいい長さです。 ホワイトカラーもあるので、白い壁の部屋なら配線が目立ちにくいのが嬉しい。
繋いでスピードテストをしたら、Wi-Fiで300Mbps前後だったのが有線で800Mbps近くまで上がりました。 これは回線自体の性能がWi-Fiで制限されていたのが解放された感じで、ケーブルの効果は十分に実感できます。
ぶっちゃけ、見た目はどこのCAT8フラットケーブルもだいたい同じです。 Soohutは爪折れ防止がついていて価格も控えめなので、「とりあえず10mのCAT8が欲しい」という人には良い選択肢です。

第4位:Veetop LANケーブル 1.5m CAT8 フラット

1.5mという微妙な長さが逆に絶妙で、デスクの上にルーターとPCが並んでいる環境だと1mだと微妙に足りない問題を解決してくれます。 フラットタイプなのでデスク裏のケーブル整理にも向いています。
難燃性の素材を使っていて、万が一の発火リスクを抑えている点は他のケーブルにない安心感があります。 ただ、正直なところ難燃性が実際に役立つ場面はほぼないとは思いますが、あって困るものではないです。
デメリットは1.5mしかないこと。 ルーターとPCの距離が離れている人には短すぎるので、必ず事前に距離を測ってから購入してください。

第5位:エレコム LANケーブル CAT8 5m メッシュ

国内メーカーのエレコムから出ているCAT8メッシュケーブルです。 5mあるのでリビングでの配線にもゆとりがあり、メッシュ編組で耐久性も十分。
エレコムのCAT8が超超超お得!!国内ブランドの安心感は半端ない!!
エレコム製ということで品質は間違いないのですが、その分お値段はやや高めです。 海外ブランドの同スペック品と比べると2〜3倍することもあるので、予算重視の人には向きません。 「多少高くてもブランドの信頼性を買いたい」という人にはベストな選択です。

CAT8 LANケーブル5製品の比較
| 商品名 | 長さ | 形状 | 爪折れ防止 | 取り回しのラクさ | 通信の安定感 |
|---|---|---|---|---|---|
| UGREEN | 1m | メッシュ | ○ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| KASIMO | 15m | フラット | ○ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| Soohut | 10m | フラット | ○ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| Veetop | 1.5m | フラット | ○ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| エレコム | 5m | メッシュ | ○ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
「取り回しのラクさ」はケーブルの柔らかさと形状、「通信の安定感」はスピードテストの結果とPing値を元にした体感評価です。 短いケーブルほど安定する傾向がハッキリ出ていました。
CAT8ケーブルの性能をフルに引き出すコツ
せっかくCAT8を買っても、周辺環境が追いついていないと性能を発揮しきれません。
プロバイダの契約プランが1Gbps以上であること
PC側のLANポートも1Gbps以上に対応していること
ケーブルを巻いた状態で使わない(信号劣化の原因になる)

余ったケーブルをグルグル巻きにして束ねると、信号が干渉して速度が落ちることがあります。 なるべくケーブルは伸ばした状態で使うか、S字に緩く折り返す程度にしておくのがベストです。
CAT8ケーブルと一緒に揃えたい周辺アイテム
LANコネクタカバー:コネクタ部分をホコリから守る。 頻繁に抜き差ししない場所には地味に役立つ
スイッチングハブ:LANポートが足りないときの増設用。 ギガビット対応のものを選ぶこと
個人的には、ケーブルモールが一番買ってよかったアイテムです。 ケーブルが床を這っているだけで生活感が出るので、モールで隠すだけで部屋の印象がかなり変わります。
CAT8は必要?CAT6Aでもいい?正直な判定
ルーター周辺に電子レンジやBluetooth機器が多い人
オンラインゲームや動画配信で安定性が欲しい人
将来的に10Gbps回線に乗り換える予定がある人
正直に言うと、すでにCAT6Aのケーブルを使っていて不満がない人が、わざわざCAT8に買い替える必要はほとんどありません。 体感で違いが分かるのは「Wi-Fiからの切り替え」か「CAT5e以下からの買い替え」のケースがほとんどです。

●RASUくん筆者はネットワーク機器やPC周辺アクセサリを専門とするプロライター。 メーカー担当者や販売店へのリサーチをもとに、分かりやすさ重視で記事を書いています。


